ステレオサーマルカムの作り方(ハード編)

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アメリカのFLIRの開発ページが無くなってしまったのでアプリを作ってリリースします。

まず市販のステレオゴーグルを購入して下さい。iPhoneが使えるモデルを選定して下さい。

同じ様なタイプなら同じメーカーで無くても大丈夫ですが、固定する為に穴あけや加工が必要なのであまり高価な物はお勧めしません。カートンの簡易タイプでも良いと思います。

ステレオカメラと同じ要領ですが、LEPTONの画角の関係がセンサー間の距離が短いと立体感が弱く色々テストした結果センサー間の距離は180mmがベスト。今回のアプリもこれらをベースに作っています。お好みへいろいろ調整してみるのも良いかもしれません。

DIYショップでアルミの押し出し材料を購入して180ミリピッチでレプトンのブレイクアウトボードを取り付けて下さい。

平行にしっかり固定しないと距離の計測やステレオ感がおかしくなります。初期のブレイクアウトボードは販売中止なのでコーンズテクノロジーから関西電機製のブレイクアウトボードを購入して下さい。

コーンズ テクノロジー オンラインショップ
コーンズ テクノロジー 公式通販サイト。日本国内の法人様向けに限らせて頂きます。

スイッチサイエンスでも少し在庫があります。

FLIR Leptonブレイクアウトボード
FLIR Leption用のFLIR社製ブレイクアウトボードのSPI通信用の接続ピンのレイアウトを踏襲しつつVsyncピン(ビデオ同期用)とリセットピンを追加しています。FLIR社のラズベリーパイ用のサンプルプログラムのVsync信号に対応...

基板の後ろも表面実装の部品があり締め付けて痛めない用に3Dプリンタでアタッチメントを作りました。

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最初はこれくらいの距離でテストしましたが没入感がイマイチ。

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